消化器癌先端治療開発学寄附講座
平成29年10月、消化器癌に対する外科手術と化学療法や分子標的治療の融合による高度な集学的治療の実践ならびに新たな治療戦略の開発に向けた基盤研究のため本講座を開設しました。
『消化器癌先端治療開発学 寄附講座』では、消化器癌に対する集学的治療の確立のための専門医育成、横断的な組織作り、collaborationによる先端的医療への挑戦、関連病院との施設連携等を、消化器外科学教室と協力して行っています。さらに現状では治療困難な進行消化器癌に対する新しい治療戦略の開発に向け、質の高い基礎研究に基づいたトランスレーショナルリサーチを実践していきます。
担当講師
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- 特任教授吉田 直矢
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- 特任准教授石本 崇胤
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- 特任助教美馬 浩介
次世代外科治療開発学寄附講座
平成29年12月、消化器癌に対する次世代外科治療の開発を目標とした基礎研究及び臨床研究を行うために本講座を開設しました。
手術、化学療法、放射線療法、化学放射線療法などを含む集学的治療の発達にも関わらず、消化器癌の予後はいまだに不良です。そのため、基礎研究及び臨床研究により、分子標的療法に代表される革新的な治療法の開発が模索されています。本寄附講座においては、消化器癌に対する次世代外科治療の開発を目指して、腫瘍免疫、腸内細菌叢(Microbiome)、epigeneticsなどをターゲットとした創薬のためのシーズの探索を行います。
担当講師
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- 特任准教授馬場 祥史
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- 特任助教原田 和人