2018.9.13

7月の高校生を対象としたブラックジャックセミナーに続き、今年2回目となるブラックジャックセミナーを初期研修医の先生方向けに開催致しました。県内の複数の研修病院から19名の初期研修医の先生にご参加頂きました。

ハンズオンが中心のセミナーであることは7月のブラックジャックセミナーと変わりませんが、

今回のブラックジャックセミナーは初期研修医向けということで、内容がより実臨床に即したものになっていました！

↑ 糸結びや、縫合のハンズオンに加えて、

↑ 実際に練習で使用するトレーニングボックスを用いた腹腔鏡での縫合練習、胃の切離。

使用している自動縫合器も手術で使用するものと同じです。

腹腔鏡手術に加えてロボット手術が保険適用になったり、働き方改革の推進で医師の過重労働が注目されたりなど消化器外科医を取り巻く環境も目まぐるしく変化しています。その中でも、医師が常に個々のスキルアップを求められることはどこの病院でも、何科であっても変わりません。

熊本大学消化器外科は常に最新の知見に注目し、医局員の教育を含め、医局全体で成長するべく診療・研究に取り組んでいます。病院見学などはいつでも歓迎していますが、医局説明会などの限られた機会だけでは研修医の先生が気になることはわからない部分も多いと思いますので、研修病院の外科の先生に何でも気軽に尋ねてもらえればと思います。

今回は平日のお忙しい中、多くの研修医の先生方にご参加頂き有難うございました。