九州大学消化器・総合外科
- 2018.06.7 |
松本 嵩史 (平成27年卒)
私は馬場教授のご高配により、1年間、九州大学消化器・総合外科にて勉強させて頂いております。九州大学は消化管、乳腺、肝胆膵、肺、血管の5分野のグループに分かれており、各グループが協力しながら一つの疾患の治療にあたることも多く、まさに総合外科という形で診療が行われております。各分野でトップレベルの有名な先生方と共に診療を行ったり、手術に入ったり、日々の回診やカンファレンスを通して、消化器外科以外の疾患を見ることができとても充実した日々を送っております。
日々の生活は、朝7時のICU重症回診から1日が始まり、主に自分は病棟業務と手術をメインに勉強させていただいております。また、診療のみならず研究も非常に盛んであり、研究に対する姿勢や、組織としての取り組みなど、とても大きな経験になっております。国内留学という形で他大学の医局にて仕事をさせていただけるということで、診療にも貢献しながら、しっかり勉強させていただくという貪欲な姿勢で日々精進して参ります。
今年度は、新専門医制度の影響で病棟の仕事を共にこなす同期が少ないですが、同期のみなさんは初期研修を終えたばかりの同期だけではなく、後期研修を終えている方もいて、とても勉強になり刺激になっております。不安も多かったのですが、みなさん大変良くしてくださり感謝いたしております。医局の名に恥じぬ様、誠心誠意精進していく所存です。最後になりましたが、このような機会を与えて下さった馬場教授をはじめ消化器外科の教室員の皆様に感謝申し上げます。