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学生・ 研修医の皆様へ

後期研修プログラム

Concept

生涯医師として働く礎を築くと同時に、優れた消化器外科専門医養成を目指す。3年目は熊本大学附属病院で、基本的外科手技および周術期管理、画像診断、医学全般にわたる知識、医の倫理、文章の書き方、プレゼンテーション、ディスカッション等を学ぶ。その後2年間は、関連施設で外科手術を主体とした研修を行った後に、大学院において医学研究を行い、探究心、洞察力を養い、基礎研究を臨床医学に応用する力をつける。尚、研修期間でも、海外・国内留学は積極的に推奨する。

対象
初期研修を終了した医師
期間
卒後3年目から10年目程度
指導医
各施設とも消化器外科専門医・指導医が指導を行う。
取得資格
外科専門医、消化器外科専門医、消化器病専門医、がん治療認定医 等

プログラムの目標

一般目標

  • ・日本消化器外科学会が定める「修練カリキュラムの到達目標」に到達できる。
  • ・生涯医師として働く礎(心構え、技術、知識)を学ぶ。
  • ・チーム医療を学ぶ。
  • ・患者とその家族の立場に立った医療ができる。
  • ・周術期管理ができる。
  • ・画像診断が読影できる。
  • ・消化器外科を主体とした一般外科手術ができる。
  • ・外科専門医、消化器外科専門医資格を修得する。
  • ・臨床研究および基礎研究を学会・論文で発表し、医学の発展に貢献する。
  • ・大学院で研究し、医学博士の学位を修得する。

行動目標

到達目標1基礎的知識
1.輸液と輸血 2.栄養と代謝 3.外科的感染症 4.創傷管理 5.血液凝固と線溶現象 6.周術期の管理 7.臨床免疫学 8.腫瘍学 9.外科病理学
到達目標2診療技術
1.基本的検査手技 2.病態に応じた検査計画の立案 3.消化器系救急への対応
到達目標3手術技術
消化器外科に包含される各種主要手術の経験
到達目標4医の倫理
医の倫理に配慮した総合的な外科診療
到達目標5生涯学習
生涯学習を行う方略の習得
到達目標6医療行政
医療行政、病院管理(リスクマネージメント、医療経営、チーム医療)の理解

研修の方針

研修期間:卒後3年目から10年目

研修スケジュール

週間スケジュール

熊本大学消化器外科週間スケジュール

研修について

研修の評価
基本的な医師としての態度、一般外科・消化器外科に関する知識、手術手技・検査手技の習得の評価は、外科学会および消化器外科学会専門医の評価項目に準じ、研修指導医行い、専門医試験により判断される。
研修実施責任者
総括責任者:馬場 秀夫(科長)
研修指導責任者

馬場 秀夫(教授)消化器外科学会指導医、外科学会指導医、消化器病学会指導医、臨床腫瘍学会暫定指導医、がん治療認定医機構暫定教育医、がん治療認定医、アメリカ癌治療学会 active member、アメリカ癌学会active memberなど

別府 透(特任教授)消化器外科学会指導医、外科学会指導医、消化器病学会指導医、肝臓学会指導医、臨床腫瘍学会暫定指導医、がん治療認定医機構暫定教育医、がん治療認定医、内視鏡外科学会技術認定医、肝胆膵外科学会高度技術専門医など

石河 隆敏(准教授)消化器外科学会専門医、外科学会指導医、がん治療認定医機構暫定教育医、消化器外科学会消化器がん外科治療認定医など

近本 亮(講師)消化器外科学会指導医、外科学会指導医、がん治療認定医機構暫定教育医、がん治療認定医など

吉田 直矢(講師)消化器外科学会指導医、外科学会指導医、がん治療認定医機構暫定教育医、がん治療認定医など

熊本外科専門研修プログラムの概要

熊本大学医学部附属病院の5外科分野(消化器外科,心臓血管外科,呼吸器外科,小児・移植外科、乳腺内分泌外科)を基幹とし、熊本県内と九州地区の関連病院、施設等より構成される32連携病院群で構成しています。従来からの連携をもとに、先進的で高度な医療から標準的な外科医療、また救急や地域医療に至るまで幅広い外科研修を行い、一般外科医療に関する標準的な知識とスキルを修得し,プロフェッショナルとしての態度を身につけ、総合的な外科医療を担う外科医を育成します。大学病院のサブスペシャルティ領域とその関連領域の研鑽も同時に行うことで専門性の高い外科修練にも連続できます。

募集定員:20名
連携施設:32施設(登録順)
くまもと森都総合病院、人吉医療センター、公立玉名中央病院、出水総合医療センター、南九州病院、国立病院機構 熊本南病院、球磨郡公立多良木病院、大牟田天領病院、天草中央総合病院、天草地域医療センター、宇城総合病院、宮崎県立延岡病院、山鹿市民医療センター、新別府病院、水俣市立総合医療センター、済生会みすみ病院、済生会熊本病院、熊本中央病院、国立病院機構 熊本再春荘病院、熊本労災病院、国立病院機構 熊本医療センター、熊本地域医療センター、熊本市民病院、熊本総合病院、牛深市民病院、荒尾市民病院、西日本病院、熊本赤十字病院、国立病院機構 都城医療センター、門司掖済会病院、高千穂病院、高野病院

その他

手術、がん治療から救急医療までカバーする急性期病院や遠隔地の地域医療を担当する地域の中核病院等、様々な特色を持つ多数の関連施設を県内外に有し、研修後の進路においても多くの選択肢を備えている。
さらに、関東、関西、福岡などの内視鏡手術やがん治療等の専門病院と連携を図っており、希望分野での国内留学が可能である。一方、学内では南九州唯一の内視鏡外科シミュレーションシステムを導入し、そのトレーニングにも力を入れている。
また、年に4回程度の動物を使った手術手技のトレーニングを行っている。
さらに、関連病院を含めて、多くのがん薬物療法も行っており、消化器外科専門医のみならず、がん治療認定医やがん薬物療法専門医の取得も可能である。

興味がある方、いつでもお問い合わせください。
またいつでも見学できますので気軽にご相談ください。

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