Newsお知らせ

研究紹介

  • 【20年のあゆみ】

    熊本大学大学院 消化器外科学は2025年に開講20年の節目を迎えました。この度、これまでの当科のあゆみをまとめた「20年のあゆみ」が完成しました。下記のPDFよりぜひご覧頂けると幸いです。 消化器外科学_20年あゆみ

  • 2025.06.25 助成金受領報告

    当科の原田 和人 先生 (2007年卒)が、「食道扁平上皮癌の老化リンパ節による免疫チェックポイント阻害薬耐性メカニズムの解明」のテーマで2025年度公益財団法人小林がん学術振興会研究助成を受領されました。原田先生、おめでとうございます!

  • 2025年度 JCOG参加施設認定

    熊本大学病院消化器外科は、2025年度の日本臨床腫瘍研究グループ(JCOG)の食道がん・大腸がんグループの参加施設です。多施設共同研究グループによる臨床試験に参画し、患者さんに対する標準治療・診断方法などの最善の医療の確立を目標に取り組んで参ります。

  • 留学レポート2025④ がん研有明病院

    がん研究会有明病院に国内留学をさせていただいております、森戸淳(2016年卒、胃外科)、前田裕斗(2016年卒、大腸外科)、中尾陽佑(2012年卒、肝胆膵外科)です。 森戸は今年で3年目となり、現在は胃外科のチーフレジデントとして全手術症例の術前マネジメントや他科との連携の窓口を任されています。また従来からの開腹、腹腔鏡手術に加え、ロボット手術の執刀の機会も与えられ、日々必死に頑張っております。前田と中尾はこの4月からお世話になっております。まだ新しい環境に慣れることに精一杯の日々ですが、スタッフや先輩レジデントの先生に日々ご指導をいただきながら、多くの手術に参加させていただき、確立されたがん研スタイルを学んでいます。今村先生(2002年卒、食道外科)はスタッフとして日々とても忙しくされており、多施設共同研究の責任者としても多くのプロジェクトに携わっておられます。また渡邊先生は消化器外科部長、副院長としてご活躍で、熊大メンバーのことをいつも気にかけてくださっています。全員が非常に貴重な経験をさせていただいております。少しでも多くの経験を熊本に還元できるよう、これからも頑張ってまいります。このような機会を与えていただき、岩槻教授をはじめ、医局、関連病院の先生方に心より感謝申し上げます。 2025年5月 文責 中尾陽佑

  • 留学レポート2025③ フランス・パリ Hôpital Paul Brousse

    2025年4月より2年間、フランスのパリ郊外にあります Hôpital Paul Brousse, Université Paris Saclay のCentre Hépato-biliaireへの海外留学の機会をいただきました2015年卒の松本嵩史です。同施設は肝胆膵外科領域における世界有数のhigh volume centerであり、早速ですが複数の臨床研究プロジェクトに携わらせていただいておりまして、1報目を作成中です。また、今回留学先のボスであります、Prof. Adamのご高配にてUniversité Paris Saclay のChronotherapy, Cancers and Transplantation Research Unitに研究員として席を設けていただきまして、Prof. Leviのもとで肝細胞癌に関するCircadian rhythmと免疫チェックポイント阻害剤の薬効および生体モニタリングの前向き臨床試験のプロジェクトに参画させていただいております。さらにフランス国内最多である肝移植、膵移植に限らず、開腹、腹腔鏡、ロボットを含めた肝胆膵領域の多くの手術に参加することが可能で、非常に充実した時間を送らせていただいております。しっかりと確実に自分の成長の場となるように謙虚に努力を重ね、家族とともに留学生活を充実させつつ精進して参ります。このような機会を与えていただき、馬場教授、岩槻教授をはじめ、医局、関連病院の先生方に心より感謝申し上げます。